話題の「ドライ皮膜」とは。ベアリングの性能をフルに発揮、回復も

2014/12 25

ニュース新商品情報

ラジコンの世界からヨーヨーに輸入された最新のメンテナンス「ドライ皮膜」をご存知でしょうか。通常は「ドライコート、ドライフィルムコーティング、ドライ潤滑、乾燥被膜、乾性潤滑被膜」などと呼ばれ、カンタンにいえばベアリング内部に特殊なコーティングを施し、回転性能を大幅に向上させるというものです。
「ドライ皮膜」と呼ばれるだけあり、ドライ＝オイルレスの状態であるため、液体抵抗がなくスムーズな回転になります。また、この効果により多少異音がするなど調子が悪かったベアリングが回復したケースもあります。
実際にヨーヨープレイヤーがヨーヨーのベアリングを使いビデオで解説しているものがこちら。とちなんヨーヨーミーティング主催のMasaya氏が、レボリューションBBというものを使用しています。

レボリューションBBでつくる「ドライ被膜ベアリング」

　
そして先日、ヨーヨープレイヤーでもカンタンに手に取れるよう開発された「ミニチュアベアリング専用ドライ被膜剤」も話題となっています。こちらは特にドライ皮膜について熱心に研究されていたかんとく氏が製作したもので、ヨーヨーエデュケーションにて詳しく解説されています。
試作では200種類以上が生まれ、その中で選りすぐりの2種がセットになってスピンギアで販売開始されています（2014/12/25時点で売り切れ中です）。開発には多くのヨーヨープレイヤーからさまざまな技術が持ち寄られており「材料がわかっても同じものは絶対に作られない」ということで、なんと内容まで販売ページで公開されています。
こちらはヨーヨーエデュケーションのおっくん氏がオフィシャルテスターとなって解説ビデオを製作しています。

ミニチュアベアリング専用ドライ被膜剤の使用例